親子のやり取りが楽しい絵本です。

こうさぎが、ある日家を出たくなりました。
そこで、お母さんは、「お前のあとをおいかけていくよ。」という答えから、
こうさぎは、「魚になって泳いでいってしまう」といいます。
おかあさんは、「漁師になってお前をつかまえにいくよ」と答えます。
じゃあ、とこうさぎは、高い山の岩になってしまう、といいます。
そこで、お母さんは、登山家なると答えます。
次には、庭のクロッカスになるこうさぎ、植木屋になるお母さん。
と、次から次へと、こうさぎとお母さんの会話は、続きます。
最後に、こうさぎは、人間の小さな男の子になります。
すると、おかあさんは、その子の母親に。
そこで、こうさぎは、はたと気づきました「なんだ、このままおかあさんのこうさぎで、
いるのとおんなじだあ」
白黒の絵の次に、見開きでカラーの絵があります。
このカラーの絵がとても楽しくて、子どもたちも大好きです。
羽が生えた、こうさぎが、木になったお母さんのところへ飛んでいる絵。
こうさぎの耳を大きなヨットの帆になって、お母さんが風になって吹いている絵。
どれも、すてきです。
まるで、会話で、おいかけっこをしているような楽しい絵本です。