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「サリーのこけももつみ」
 
 
【2011/06/17 20:59】
 
 
大型絵本になってよかった~。
  この迫力は、大型でなくては。
サリーのこけももつみ (大型絵本)サリーのこけももつみ (大型絵本)
Robert McCloskey 石井 桃子

岩波書店 1986-05
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サリーとおかあさんは、こけもも山にこけももを摘みに出掛けますが、
そこで、くまにであいます。

正確には、サリーは、親グマに。
おかあさんは、子グマに。であいます。

それぞれのおかあさんが、自分の子がいなくなったことに焦ります。

さて、無事に会えるかな。

親グマが、子グマだと思って振り返ったら、人間の子だったことに、
とってもびっくりします。
そのびっくりした表情がちゃんと熊らしさを残しつつなので、おかしいです。
きっと熊がびっくりしたら、こんな顔になるんじゃないかなと思えるほどです。

サリーが、こけももをバケツに3つぶ入れるときの音、
「ポリン・ポロン・ポルン」は、心に残ります。

表紙裏には、その当時の台所の絵が丁寧に描かれています。
ジャムを作るおかあさんの横で、サリーが瓶のパッキンで遊ぶ様子が、
ほほえましく、暖かさを感じます。



冒頭の大型絵本になってよかったという意味は、

もともと、岩波の子どもの本シリーズの中の一冊だったので、
「ツバメの歌」と同じサイズでした。

だから、小さいサイズでは、絵の一部分を切り取ったような本でしたが、
原書と同じサイズで出版されて、本当に良かった。

「ツバメの歌」も原書通りに出してくれればいいのに。

なお、日本語版は、こけももつみとありますが、
原書は、ブルーベーリーです。
だから、絵も文章も、紫ぽい青で描かれているのです。
当時ブルーベーリーが一般的でなかったので、こけももとしたのでしょう。

題名として、こけももで定着しているので、
今さら、ブルーベーリーにするのは、題名としては、ちょっと長いですね。

このままの題名で、いいと思います。

日本語版では、文章部分が茶色になっていますが、
原書では、絵と同じブルーベリー色です。
文と絵が一色で一体感があります。

Blueberries for Sal (Picture Puffins)Blueberries for Sal (Picture Puffins)
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~ポリン・ポロン・ポルン!は、原書で、

kuplink,kuplank,kuplunk となっています。

クップリンク・クップランク・クップラックかな。


やっぱり、ポリン・ポロン・ポルンは、絶妙な訳ですね。

石井桃子さんの訳は、すばらしい。


あと、ブルーベリーが日本のブルーベリーと

背丈が違うのが気になって調べました。

<写真を載せようと思ったけれど、問題があるかも>

品種は、わかりませんが、低いです。

日本のは、1mくらいありますが、これはあきらかに、

30cmくらいしかないです。

その写真をみるとサリーの絵は、納得でした。



2007年9月24日掲載分に加筆しました。
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テーマ:絵本 - ジャンル:本・雑誌

 
 
 
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