家庭文庫をやっています。ぶんこにある絵本・児童書の紹介ブログです。
 
 
 
 
「かもさん おとおり」
 
 
【2013/05/13 17:29】
 
 
定番と思われがちですが、
   意外と見られてない方も多いようです。
 声に出してよんでみてください。面白いです。
かもさんおとおり (世界傑作絵本シリーズ―アメリカの絵本)かもさんおとおり (世界傑作絵本シリーズ―アメリカの絵本)
ロバート・マックロスキー わたなべ しげお Robert McCloskey

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カルガモの親子が、話題になっているようですが、
  見ると、いつもこの絵本のことを思い出します。

以前も、皇居から移動するカモの親子が話題になり、
まさに、この絵本のようだと思ったものです。

カモは、卵を産む場所(安全な場所)から、

ヒナたちを育てる場所(エサがある場所)に移動するようです。

両方を兼ねる場合もあるでしょうが。

この絵本は、まさにこの移動が見ものです。


かもの夫婦が安心して、卵が産めて、子育てができる場所を探すのですが、
これは、人が新居を探す様子とよく似ています。
自転車がビュウビュウ通るところは、いやです。

やっと決めた場所で、卵がかえります。
そのコガモたちの名前がすてきです。
聞いている子たちも、この名前が大好きで、
うまく言えなくても、もごもごと繰り返します。
名前は、ジャックとカックとラックとマックとナックとウァックとパックとクァックです。
言っている口の形は、カモのようになります。

それから、カモの行列が街を移動します。
おまわりさんも出てきて、街は大騒ぎなります。

とっても楽しい絵本です。

写実的な絵で、科学の本のようですが、
絵は、生き生きとして、表情豊かです。
そこが写真と大きく違うところです。

表紙裏には、かもの赤ちゃんが、卵の殻を割って出てくるところが、
順に描かれています。
ここにも、作者のこだわりが表れています。

白黒の絵本は、地味に感じてなかなか手に取られませんが、

逆に一色だからこそ、表される表現方法があります。

カラーでこれほど書き込まれていると、
一体どこを見ていいのか、集中できないですが、

白黒だと、集中してみることができるのです。


読み継がれている絵本です、この機会ぜひ、出会って見てください。

作者のロバート・マックロスキーの作品は、

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2007.9.22 の記事に加筆しました
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