コウモリのルーファスくん | ||||||
【2014/07/25 12:39】 | ||||||
「コウモリのルーファスくん」 出版社が変わり、訳者も変わったので、 以前の版が欲しかったのですが、
最近、手に入りました。 「こうもりのルーファス」
サイズも小さく、表紙の絵も逆だったりしますが、 訳はどうなのでしょう。 新しい方の訳は、前々から思ってたのですが、 ちょっと言葉使いが乱暴なのが気になっていました。 旧:「ルーファスは しだいに じぶんのくらい いしょうが、いやになってきました。」 新:「ルーファスは、じぶんの うっとうしい いろの いしょうに、うんざり・・・」 うっとうしいとか、うんざりとかこれをみた友人も言ってましたが、 子どもに真似してほしくない言葉だね。 子どもは、絵本を何度も読んでもらい、 覚えて暗唱するくらいなりますから、 丁寧な言葉使いが望ましいです。 それに「うんざり・・・」って、 学校では、「・・・」なんて、いう言葉は、教えてないですよね。 こういう訳が今風でいいと、翻訳家及び出版社の方は考えてらっしゃるのかな。 ルーファスは、暗い衣装がちょっと嫌になっただけで、 うんざりするくらい毛嫌いはしてないと思います。 物語は、ウンゲラーらしい皮肉をこめつつ、 楽しい内容になっています。 新しい版の絵は綺麗で、良くなっています。 絵本は、おすすめです。
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