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つぐみのひげの王さま
 
 
【2013/03/17 11:25】
 
 
後悔をわかりやすく物語っています。
つぐみのひげの王さま―グリム童話より (評論社の児童図書館・絵本の部屋)つぐみのひげの王さま―グリム童話より (評論社の児童図書館・絵本の部屋)
ヤーコプ・ルートビッヒ・グリム ヴィルヘルム・カール・グリム モーリス・センダック

評論社 1978-11-30
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グリム童話です。

挿絵は、あのセンダックです。

物語は、王女のところに求婚に来た王子たちをことごとく、

悪口を言って追い返すという、わがままな王女の姿から始まります。

あまりにも、ひどい王女の様子をみかねた王様は、

「最初に来たこじきに、お前をやることにする」といいます。

そして、本当に王女は、こじきとともに、城を追い出されるのです。

こじきの家についた王女は、家の仕事をさせられますが、

王女にできるはずがありません、さんざん苦労して、後悔します。

そして、どうやってハッピーエンドになるのかが、楽しい展開です。


センダックの独特の世界観が、またこのお話を面白くしています。

お話が始まる前に、この物語の劇をするため、出演者を募集しています。

そうして、物語が始まります。それはまるで演技をしているかのよう。

最後には、満足して帰る二人の姿もいいです。



中学生の娘が、久しぶりに読み聞かせしてというリクエストに選んだのですが、

お話の展開が、中学生だなあと感じました。

なんていうのか、それまでのわがままが、許されなくなるというのか、

社会の荒波にもまれつつある、未熟な年齢。

大変だけど、いつかは、ハッピーエンドになることを信じて。
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テーマ:絵本 - ジャンル:本・雑誌

 
 
 
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