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プークが丘の妖精パック
 
 
【2012/12/31 15:50】
 
 
歴史の中の人物に出会えるお話
プークが丘の妖精パック (光文社古典新訳文庫)プークが丘の妖精パック (光文社古典新訳文庫)
キプリング 金原 瑞人

光文社 2007-01-11
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ジャングルブックで有名な、キプリングの作品です。

妖精パックは、シェイクスピアの「夏の夜の夢」に出てくる妖精です。

と言っても、まだ未読なのでくわしくありませんが、

夏に何か読もうとして、夏の夜・・という響きから、これを選びました。


物語は、子どもたちが、「夏の夜の夢」を練習していて、

誤って、妖精パックをよび出したことから始まります。

パックが最初に話してくれたのは、神様だったのに、鍛冶屋に身を落としてしまった男の話。

馬の蹄鉄を打つ仕事をしても、だれも礼を言わなかった、

そして、やっと礼を言ってもらえ、開放されるのです。

日本でも、さびれてしまった神社では、参拝されることなく、

じっと地域を見守ってくださっている神様の姿と重なりました。

きっと、お参りすることにより、光輝くことと思います。


そのほか、歴史に出てくる人物の様子を、景色や、心情などを丁寧に描いていて、

目の前に風景が浮かびます。

作家も、とてもよく調べているようです。

イギリスの歴史なので、知らないことも多いですが、

知らなくても、十分楽しめます。
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