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「にぐるま ひいて」
 
 
【2011/07/19 14:37】
 
 
人間の原風景がここにあります。
にぐるまひいてにぐるまひいて
ドナルド・ホール バーバラ・クーニー

ほるぷ出版 1980-10-15
売り上げランキング : 95154

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この絵本は、アメリカの古き良き時代のお話で、そのころの1年間の様子です。

物語は、親子が一年間に作った品物を町に売るところから始まります。
それは、父親が刈り取った羊の毛に、母親がその毛を紡いで織ったショールと
娘が編んだミトン。そのほかのもの。それに、作物。

荷車に乗せて出発します。

町で、すべてのものを売って(荷車も牛も売ります)
必要なものを買って、歩いて家路につきます。

そして、また一年かけて、様々なものを作る様子が語られます。

物語は、とてもシンプルで、家族の生活もまたシンプルです。

大人も子どもも、とてもよく働きます。でもそこには、温かさと安心感があります。

こういう生活こそ、人間の原点なのだと思いますが、今の時代でこの生活は、とても難しいです。

私自身、羊毛で糸を紡いだり、織ったりするので、思うのですが、
こういうことをすると膨大な時間がかかり、大変な仕事です。
マフラーやショールは、量販店で買えばいくらでも安く手に入ります。
籐のかごを一生懸命編んでも、100均で売っている品です。
質の違いこそあれ、なんでも手に入る時代です。

じゃあ、なんでこの絵本が読み継がれているのか。
こういう生活が無理でも、こういう気持ち・考え方はできると思います。
断捨離がはやっていますが、これも同じなんじゃないかな。
物に囚われ、引きづられる。一度手放してみると、
わからなかったことがわかるようになることがあります。

絵本を見ることにより、様々なことを考えさせられ、
思い出され、大切にしなければ、ならないことに気づかされるのだと思います。

横長の絵本なので、父親が出かける景色が広々としていいです。
その景色も美しいです。
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テーマ:絵本 - ジャンル:本・雑誌

 
 
 
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