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「ひよこと あひるのこ」
 
 
【2012/04/14 16:11】
 
 
違いに気がつくって大切なことですね。
ひよことあひるのこ (えほんライブラリー)ひよことあひるのこ (えほんライブラリー)
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この絵本は、表紙を開いた最初の題字ページから始まります。

それは、にわとりとあひるのお母さんが、並んで座っています。

次のページでは、蝶に誘われて、2羽はふらふらと歩き始めます。

そして、そこには2個の卵が残されています。

卵を温めていたのですね。でも、それをほっぽいて行っちゃうなんて、

春の陽気のせいでしょうか。


卵たちは、あと少しで孵(かえ)るところだったから、良かったですが・・。


さて、最初に生まれたのは、あひるの子です。

「ぼく、でたぞ!」と、元気の言い声。

続いて、ひよこも出てきて

「ぼくも」

ここから、2羽不思議な関係が始まります。


なんでも、率先してやるあひるの子に対して、

「ぼくも」といって、あひるの子の真似をするひよこ。


最初は、うまくあひるの真似ができていたのですが、

あひるの子が、「およいで みよう」というところでは、

とうとう、真似ができずに、池に沈んでしまいます。

そのページには、言葉はなく

ただ青い水の色が2ページに広がっていて、

絶望的に沈んでいくひよこと、勇敢に助けに行くあひるの子の絵。

息をのむシーンですが、惹かれてしまいます。


無事助けられ、ずぶぬれになったひよこを尻目に、

もう一度泳ぎに行くあひるの子。


それに対して、ひよこは、

「ぼく やーめた」




で、おしまいです。



すっきりします。


短いお話ですが、とてもメッセージがあり、深いです。

子どもたちにも、伝わりやすいと思います。





何かを続けるということは、とても大切なことではありますが、

違うとか、本当に自分がしたいことだろうかと迷ったりするときは、

ひよこのように、「やーめた」で、いいんじゃないでしょうか。


それが、楽しいこと、自分がやりたいこと、
人の役に立ちやりがいのあることなら、

ちょっとの困難でも、続けるべきですが、

本当に自分がやりたいことかなとか、

世間体や、利己主義とかでやってないかなとか、

どうして、続けたいのか(続けたくないのか)

自分自身の心に聞いてみると、わかります。


幼稚園という包まれた世界から、

世界の荒波に、一歩踏み出した新一年生。

今までの友達関係が、違ってくると思います。

本当の心の友を見つけて欲しいですね。

あ、小学生に限らず、すべての1年生もかな。


うーん、やっぱり、すべての人に関わる問題かあ。

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テーマ:絵本 - ジャンル:本・雑誌

 
 
 
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