家庭文庫をやっています。ぶんこにある絵本・児童書の紹介ブログです。
 
 
 
 
「はじめてのゆき」
 
 
【2012/01/28 09:25】
 
 
初めて雪に出会った子は、こんな気持ちなのでしょうか。

はじめてのゆき(こどものとも絵本)はじめてのゆき(こどものとも絵本)
なかがわ りえこ なかがわ そうや

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虎の子とらたが、初めて「雪」を体験するお話です。

雪の冷たさに、驚いて、長ぐつを履いたり、

セーターを着たりと、その必要性を身をもって体験します。

そのひとつひとつを丁寧に物語っています。


絵は、さらっと描かれていますが、わかりやすく、

なによりも、紙の白をそのまま雪として、表していること、

晴れてきた様子を、一ページすべて水色で表すなど、

とても、斬新です。



とらたが、雪に座ろうとして、すっぽりはまった様子など、

顔と、手と長ぐつだけが描かれている絵は、愛らしくて、愉快です。


作者は、「ぐりとぐら」の中川季枝子さん、

絵は、ご主人の中川宗弥さんです。

また、宗弥さんの絵で好きなのは、「チム・ラビットのぼうけん」です。

チム・ラビットのぼうけん (チムとサムの本)チム・ラビットのぼうけん (チムとサムの本)
アリソン・アトリー 中川 宗弥

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チム・ラビットのおともだち (チムとサムの本)チム・ラビットのおともだち (チムとサムの本)
アリソン・アトリー 中川 宗弥

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アリソン・アトリーの作品で、絵とマッチしていいお話です。

とらたシリーズは、ほかにもありますが、品切れが多くて残念です。

とらたとおおゆき (幼児絵本シリーズ)とらたとおおゆき (幼児絵本シリーズ)
中川 李枝子 中川 宗弥

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とらたとまるた (福音館の幼児絵本)とらたとまるた (福音館の幼児絵本)
なかがわ りえこ なかがわ そうや

福音館書店 1982-09-30
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テーマ:絵本 - ジャンル:本・雑誌

 
 
 
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ブルーノ・ムナーリの絵本
 
 
【2012/01/15 15:17】
 
 
ムナーリさんの素敵な絵本が
  シリーズで発売されました~。
どうぶつうります (ブルーノ・ムナーリの1945シリーズ)どうぶつうります (ブルーノ・ムナーリの1945シリーズ)
ブルーノ ムナーリ Bruno Munari

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物語は、色々などうぶつを売ろうとするのですが、

色々な理由で断わられるのです。

動物が変わるたびに、ページのサイズが小さくなります。

そして、さいごに欲しがったどうぶつは・・・。

たんじょうびのおくりもの (ブルーノ・ムナーリの1945シリーズ)たんじょうびのおくりもの (ブルーノ・ムナーリの1945シリーズ)
ブルーノ ムナーリ Bruno Munari

フレーベル館 2011-09
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もう一冊は、「たんじょうぶのおくりもの」

息子の誕生日に会いに行ったトラック運転手さん。

うちまで10キロというところで、トラックが故障。

そこで、車を取り出し、走ります。

ところが、こちらも故障して・・・。

お父さんは、むすこにあえるのでしょうか。

プレゼントは、わあというくらいすてきです。


作者が息子さんのために作ったという絵本。

その思いも伝わるすてきな絵本です。

デザイナーらしいすきっりとした構図と色で、

ゆかいな絵本になっています。

今後シリーズで何冊か出版されるそうです。

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「ほしになったりゅうのきば」
 
 
【2012/01/05 12:48】
 
 
2012年は、たつ年ですね。

年の初めは、この一冊から。
ほしになったりゅうのきば―中国民話ほしになったりゅうのきば―中国民話
君島 久子 赤羽 末吉

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二匹の兄弟龍が、些細なことで、けんかをはじめ、

 北から、南へと、暴れまわり、とうとう天がさけてしまいます。

そして、人々の上に、たたきつけるような雨が降り続けるのです。

 
 石から、出来てた赤ん坊を

子どものいなかった老夫婦が育てることにしました。

   そして、名前を、サン(英雄)と名づけました。

大きくなったサンは、龍が作った天の裂け目を

         繕うには、どうしたらよいのか、

 ライロン山のひげの老人をたずねることにしました。

それは、遠い道のりでした。



老人から、クマ王の三人娘の誰かを、嫁にもらい繕ってもらえと言われます。

クマ王の娘は、鹿に乗った姫、牛に乗った姫とあらわれますが、

  どちらの姫も天をつくろってくれそうにありません。

 そうして、現れたのが、羊に乗った姫でした。

サンは、その白姫といっしょに天を繕いにでかけるのです。

天を繕うには、さらに苦労があります・・・


雄大な、中国の広さを感じさせる絵本です。

                    
この絵本は、1963年に初版されたときは、縦長のこどものともシリーズと同じサイズでした。
1975年までその形でしたが、1976年に横長の大型で出版しました。
当時横長にすることはきわめてめずらしいことで、画期的なことだったようです。
そして、「スーホーの白い馬」が大ヒットし、
続けてこの「ほしになったりゅうのきば」を出版したようです。

絵本は、大きいほうが、見やすく特にこういう雄大な話は、
スーホーのように広さを感じられていいのですが、
あまりにも斬新に省略しすぎて、子どもには不親切な絵になった
ページもあります。

例えば、ひげ老人のひげは、とても長いのですが、
新版では、頭は、右ページにあり、途中からのひげは、左ページにあります。
大人は、わかっても、子どもには、すぐにそれが、
繋がっているとは、認識できないと思います。

旧版では、1ページに、長いひげを表しています。

旧版は、いかにもさらさらと描かれてますが、
言いたいことが前面にでてきて、ごつごつとした昔話の雰囲気が伝わってきます。

新版も、丁寧に描かれていて魅力的です。

あとは、各々のお好みですね。
旧版を見る機会があったら、ぜひ、比べてみてください。

P9220052.jpg


2006.9.22修正・追加

2011.1.5 訂正

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