「がっこう」バーニンガム作 | ||||
【2011/04/24 21:19】 | ||||
新学期。不安に思っている子どもたちに。
「がっこう」 ジョン・バーニンガム作 谷川俊太郎訳 冨山房 がっこうへいくと・・という言葉から始まり、 淡々と、がっこうの日常を描いています。 そこには、楽しいとかいやだとかいう感情説明はありません。 でも、そこには、がっこうで、こんなことやるよね~という共感できるものがあり、 そして、最後に それから うちへ かえるの という言葉で終わります。 無理に、がっこうは楽しいよとか、勉強はいいよとか。 押し付けるのではなく、そのまま、ありのままの姿をみせて、 見ている子どもたちに想像する余地があります。 新学期、何かと不安を感じながら、学校に行っている子どもたちも多いと思います。 高校生のわが子もそうです。 でも、この絵本を見ていると、そんなに深く考えなくても、いいのかなって、気になります。 このバーニンガムのちいさいえほんは、8冊のシリーズになっています。 どれも、子どもの日常のほんの一片を切り取り、共感できる内容になっています。 |
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