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「100まんびきのねこ」
 
 
【2010/02/12 12:06】
 
 
ひゃっぴきのねこ

せんびきのねこ

ひゃくまんびき、一おく 一ちょうひきのねこ

この響きが楽しいです。

100まんびきのねこ (世界傑作絵本シリーズ―アメリカの絵本)100まんびきのねこ (世界傑作絵本シリーズ―アメリカの絵本)
ワンダ・ガアグ

福音館書店 1961-01
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「むかし、あるところに・・・」

と昔話風の語り口調で物語は、始まります。

ふたり暮らしのおじいさんとおばあさん。

暮らしぶりはいいのですが、とてもさびしかったのです。

ねこを一匹飼うといいのではということになって、

おじいさんでかけることになりました。

横長の絵本の、端から端までをいっぱいに使い、

おじいさんが歩いている山谷をのびのびと描いています。

ガアグの絵本に度々出てくる構図で、

絵本に入りきれない長さや広さを上手にあらわしています。

おじいさんは、ねこでいっぱいの場所にたどり着きます。

もうその数は、数え切れないほど、冒頭の「ひゃっぴき・・・・一ちょうひきのねこ」

となるわけですが、小さな子どもたちには、それがどんな数か想像もつかないけれど、

とてつもない数字だということを感じるでしょう。

さて、おじいさんその中から、一番きれいな猫を連れて帰るために、

選び始めますが、どのねこもどのねこも捨てがたく、

最終的には、すべての猫を連れて帰るはめになります。

ここのあたりは、子どもたちが共感する部分ではないでしょうか。

例えば、お菓子を並べられて、この中からひとつ選んでね。

なんて言われたって、決められません。全部欲しくなります。

ぞろぞろ猫たちを連れて帰るおじいさん。

途中で、のどが渇いたと言う猫に、池の水を飲むようにすすめます。

ひとなめずつ、飲んだのですが、これだけの数の猫です。

池の水は、すっかりなくなります。(すごい)

やっと、家に着いたおじいさんに、おばあさんは、

「ねこが一匹欲しいと言ったのに・・」

そこで、はっと気づくおじいさん。

困った二人は、どの猫にするか、猫たちに決めさせることにします。

大人にとって、この部分は一番気になるところでしょう。

しかし、あまりリアルに考えず、昔話と考えて、さらっといったほうがいいでしょう。

この部分がないとこの物語は、成立しませんから。

そして、たった一匹になった猫をおじいさんとおばあさんは大切に育てます。

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同じ作家の絵本で、今は絶版になったけれど、よい絵本があります。

ワンダ・ガーグ 文・絵 わたなべしげお 訳

岩波の子どもの本

「へんなどうつぶ」
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どうぶつでは、ありません。

「どうつぶ」です。

このどうつぶが、動物を愛するボボじいさんのところにやってきます。

どうつぶの好物は、にんぎょうです。

それもとびっきりいい子のにんぎょうが好きなのです。

それを聞いてびっくりするボボじいさん。

これはなんとかしなくては、秘策を考えるボボじいさん。

読み聞かせでも、「どうつぶ」という言葉を聞いて

すっかり物語に引き込まれてました。

最後は、とってもうまくいきますよ。


ぜひ、復刊して欲しい絵本です。

ただ表紙を原書と同じように地色を黄色にして、

原書と同じサイズにして出していただけるとうれしいです。

作家は、この黄色がお気に入りのようですので。


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