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「スモールさんは、おとうさん」
 
 
【2009/09/16 11:58】
 
 
何度も、読んでと持ってくる絵本です。

「スモールさんはおとうさん」
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icon童話館出版

スモールさんの家族はいるの?

という声に作家が答えたものです。

まず最初は、スモールさんと家族の紹介から始まります。

ここで、男の子だったら、ポールくんに、

    女の子だったら、ポリーちゃんになって、

 子どもたちは、この絵本に入っていけます。

スモールお父さんの一日は、ひげそりから始まります。

 その姿をじっと見つめる子どもたち。

会社にでかけるお父さんに手を振る子どもたち。

そして、おうちのお掃除をするおかあさんが登場します。

子どもたちもお手伝いをします。


そうやってお話は、たんたんと誠実にすすんでいきます。

ただひたすらに、スモールさん一家の日常を描いています。

でも、子どもたちは、飽きずに、聞きます。


水もれを修理するお父さんの姿を羨望のまなざしで見たり、

草刈や、畑仕事をするお父さんのお手伝いをしたり、

(お手伝いが、押し付けられてやるのではなく、ごく当たり前のようにやっています)

つねに、家族の存在を感じながらすごしています。


親も子も、すっかり忙しく過ごしている現在。

せめて、絵本の中だけでも、スモールさん一家のように、ゆったりと過ごしたいものです。

子どもたちがこの本に、惹かれるのは、こういうところでしょうか。


そして、なによりも、おとうさんの存在が大きいということが、この絵本の一番大事なとこです。

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テーマ:絵本 - ジャンル:本・雑誌

 
 
 
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