「てぶくろ」 | ||
【2007/12/13 11:30】 | ||
とっても、定番ですが、はずしたくない絵本です。 森で、おじいさんが、手袋を落とします。 そこへ、ねずみが、やってきて、 「ここで、くらすことにするわ」と、言います。 かえるも、やってきて、「わたしもいれて」と、いっしょに入ります。 そして、うさぎ・きつね・おおかみと、いっしょに入ります。 いのししが、来たころには、さすがに、 「もう無理じゃないですか」と、動物たちは、答えます。 しかし、いのししは、「いや、どうしてもはいる」と、はいてしまいます。 くまが、来たときには、 「はじっこにしてくださいよ」と、動物たち。熊も、入ります。 そこへ、手袋を落としたことに気がついたおじいさんが、取りに戻ってくる、というお話です。 動物たちの問答が楽しく、 何度も絵本を読んでもらって、すっかり覚えた子どもたちは、 遊びの中に、取り入れて、楽しみます。 それぞれの動物は、その雰囲気にあった衣装を着ています。 おしゃれぎつねは、ロシアの民族衣装を着ていて、素敵です。 なんといっても、”てぶくろ”が素敵です。 様々な、動物たちすべてを受け入れるその懐の広さ。 中の悪い友達も、敵同士も、 仲良く暮らすことのできる、”てぶくろ”が、今世界には、必要ですね。 |
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