アンガスのいる本棚

絵本の勉強会や、読み聞かせの経験からおすすめの絵本や児童書たちです。

2007年08月 | ARCHIVE-SELECT | 2007年10月

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「海べのあさ」

初めて、歯が抜けたときって、どんな気分だったかな・・
  とっても不思議な感覚だったはずだけど、
    何度も繰り返していると、忘れてしまった。

そんな新鮮な感覚を思い出させる絵本です。

「海べのあさ」 マックロスキー作・絵 石井桃子 訳

「サリーのこけももつみ」のサリーがお姉さんになって再び登場です。

ある朝、歯が一本抜けかかっていることに気がつきます。

これは一大事、だって今日は楽しみにしていたお出かけの日なのに、
  病気だったらどうしよう。もちろん、そんなことは、ないですが、

とにかくサリーにとっては、トップニュース。
  会う人会う人に、「私の歯抜けかかってるのー」と声をかけます。
    と言っても、相手は動物ですが。

ところが、お父さんに報告をしている最中に、
  抜けかかっている歯を、海岸の砂利に落としてしまいます。

さあ、大変。だってまだお願いをしていないだから!

日本では、歯に願掛けをすることになじみがありませんが、
  自分の歯に、お願いをするとその願いがかなうそうです。
    もちろん、人に言っては、だめだそうで、すてきな習慣ですね。

なにげない、日常をたんたんとつづっているのですが、
  サリーと、おかあさんやお父さん、お店の人との会話、関係がとてもいいのです。

| 年長さん向け | 13:53 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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「サリーのこけももつみ」

大型絵本になってよかった〜。
  この迫力は、大型でなくては。
サリーのこけももつみ (大型絵本)サリーのこけももつみ (大型絵本)
石井 桃子 ロバート マックロスキー Robert McCloskey

岩波書店 1986-05
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サリーとおかあさんは、こけもも山にこけももを摘みに出掛けますが、
そこで、くまにであいます。

正確には、サリーは、親熊に。
おかあさんは、小熊に。であいます。

それぞれのおかあさんが、自分の子がいなくなったことに焦ります。

さて、無事に会えるかな。

親熊が、子熊だと思って振り返ったら、人間の子だったことに、
とってもびっくりします。
そのびっくりした表情がちゃんと熊らしさを残しつつなので、おかしいです。
きっと熊がびっくりしたら、こんな顔になるんじゃないかなと思えるほどです。

サリーが、こけももをバケツに3つぶ入れるときの音、
「ポリン・ポロン・ポルン」は、心に残ります。

表紙裏には、その当時の台所の絵が丁寧に描かれています。
ジャムを作るおかあさんの横で、サリーが瓶のパッキンで遊ぶ様子が、
ほほえましく、暖かさを感じます。

冒頭の大型絵本については、続きで。

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| 年中さん向け | 12:11 | comments:6 | trackbacks:0 | TOP↑

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「かもさん おとおり」

定番と思われがちですが、
   意外と見られてない方もいるようです。
 声に出してよんでみてください。面白いです。
かもさんおとおり (世界傑作絵本シリーズ―アメリカの絵本)かもさんおとおり (世界傑作絵本シリーズ―アメリカの絵本)
ロバート・マックロスキー わたなべ しげお Robert McCloskey

福音館書店 1965-05
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写実的な絵で、科学の本のようですが、
絵は、生き生きとして、表情豊かです。
そこが写真と大きく違うところです。

表紙裏には、かもの赤ちゃんが、卵の殻を割って出てくるところが、
順に描かれています。
ここにも、作者のこだわりが表れています。

かもの夫婦が安心して、卵が産めて、子育てができる場所を探すのですが、
これは、人が新居を探す様子とよく似ています。
自転車がビュウビュウ通るところは、いやです。

やっと決めた場所で、卵がかえります。
そして、コガモたちの名前がすてきです。
聞いている子たちも、この名前が大好きで、
うまく言えなくても、もごもごと繰り返します。
名前は、ジャックとカックとラックとマックとナックとウァックとパックとクァックです。
言っている口の形は、カモのようになります。

それから、カモの行列が街を移動します。
おまわりさんも出てきて、街は大騒ぎなります。

とっても楽しい絵本です。

| 年中さん向け | 12:00 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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「ジョン・ギルピンのゆかいな話」

ジョン・ギルピンのゆかいなお話
ジョン・ギルピンのゆかいなお話ウィリアム・クーパー ランドルフ・コルデコット よしだ しんいち

ほるぷ出版 1985-09
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6年生の読み聞かせで読んだのはこの本です。

優秀な絵本に与えられる賞の名前となった、コールデコットの作品です。

ジョン・ギルピンは結婚記念日に、
たまには外で食事をしようと計画をします。

いとこもよんで奥さん方は、馬車に乗り、
ジョン・ギルピンは、友人に借りた馬に乗って、
別々に出掛けたのですが、
友人の馬は、何を思ったのか、友人の家へ向かって一直線。
ギルピンの言うことなど一向にきかず、
だんだんに、速度を早めて、どんどん走り続けます。

さて、ジョン・ギルピンは、無事奥さんのところに着くのでしょうか。


この時代、カツラをつけるのが一般的だったようで(バッハのようなカツラです)、
ジョン・ギルピンもカツラをつけ帽子までかぶって、
馬に颯爽とまたがるのですが、
早足になったとたん、かつらも帽子もあっと言う間に飛んでいってしまいます。

丁寧に描かれた絵は、まじめで、滑稽なところをしっかりと描いています。
その時代の様子がよくわかり面白いです。

大切に残していきたい絵本ですね・・・ただ今品切れのようです。

| 年長さん向け | 13:31 | comments:0 | trackbacks:1 | TOP↑

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