家庭文庫をやっています。ぶんこにある絵本・児童書の紹介ブログです。
 
 
 
 
「幸福・園遊会」
 
 
【2006/08/30 12:17】
 
 
気になっては、いたけど

  なかなか読まなかった本を夏休みの間に読みました。

作者の完成順ということで、最初の何篇かは、

  読みずらかったが、慣れてくると、次の話も気になり、

後半は、イッキに読んでしまいました。

 大きな事件はなく、ひとりひとりの心情が細かく丁寧に描かれてます。

作家の経験から寄るものなのか、とてもリアルです。

 ”幸福”は、滑稽なまでに幸福を描き、最後には不安な影を描いています。

”理想的な家庭”では、皆のうらやむような家庭でありながら、

  不安をいだく老人の心情を、若い女性作家がここまで、

   お年寄りの考えをよく想像できるものだと関心します。

”人形の家”は、印象的な最後があります。


読んでいくうちに、いったいどんな作家なんだろうと、

 興味がわきます。本の最後に、年譜がついていて、

短い一生の中に、様々なできごとがぎゅっと詰まっていて、

  足早に走り去った生涯だったようです。
幸福・園遊会 他17篇―マンスフィールド短篇集幸福・園遊会 他17篇―マンスフィールド短篇集
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